PRODUCTS製品案内

製品名:[ナイロン製ボールミル]

選定方法

  1. 乾式か湿式どちらで使用するかを決定
  2. 湿式の場合使用溶剤は水か有機溶剤どちらかを使用するか決定
  3. 処理する製品量を決定し、ミルの容量を決定
  4. 製品に影響の少ないコンタミの材質選定(粉砕ドラム、粉砕媒体の材質になります)
  5. 粉砕ドラムの冷却の有、無の決定
  6. 粉砕媒体の材質、サイズ、充填量(一般的には粉砕ドラムの容量50%)を決定
  7. 回転数の決定。 一般的には下記式により決定します。
    限界回転数NC(r p m)=42.3/√D (Dは粉砕ドラム内径(m))
    実回転数N=0.6~0.8NC(r p m)  (一般的には限界回転数の60%~80%の回転数にて選定)
  8. 可変速機構の有、無の決定

標準仕様

基本型式ドラム内寸法容  量電動機
B-50φ400×400L50L0.75KW
B-100φ510×510L100L1.5KW
B-200φ640×640L200L2.2KW
B-300φ730×730L300L3.7KW
B-500φ830×830L500L5.5KW
B-1000φ1100×1100L1100L7.5KW

◎各種材質によって上記基本型式のBが変わります。(MC,BA,BS他)


製品名:[ディスクミル]


特徴

  1. 特殊構造のディスクの採用により比較的シャープな粒度分布の処理品が得られます。
  2. ディスク間隔の調整が容易かつ微調整可能です。
  3. 使用目的に応じてディスクの材質を各種選択いただけます。
    (アルミナ、ジルコニア、チッカ珪素、タングステンカーバイト、SK材焼入れ他)
  4. 水冷機構を標準装備しています。(最小型機を除く)
  5. 密閉構造のため、不活性ガス雰囲気での粉砕が可能です。
  6. ケーシング、カバー、シュウト等の接粉部はすべてSUS304にて製作し、バフ仕上げとなっています。
  7. 各種のインターロックを備えた制御盤および原料ホッパー、自動供給機の組み合わせによって、連続無人運転 が可能です。

装置概要

一方が回転する上下2枚のディスクの間へ原料の固形物(MAX10mm)を連続的に投入し、ディスク相互の擂り潰し、せん断作用によって数mm~数100μに粉砕します。処理物の粒度はディスクの間隔により調整します。

※テスト機あります。


製品名:[実験用少量生産ポットミル架台]


特徴

  1. 堅牢構造のため丈夫で長寿命です。
  2. 超小型機から超大型機まで製作致します。
  3. 受注生産ですのでお客先の多様なご要求に沿った、特殊仕様品にも対応させていただきます。

ご注意点

ご検討の際は下記の事項についてご確認のうえ、見積等ご指示ください。

  1. ポットの材質、寸法、容量およびボールの材質
  2. 掛け数(1度に何個使用出来れば良いか)
  3. 耐圧防爆の必要があるか
  4. 全体安全カバーの要、不要
  5. その他の要望事項

※インバーター、999hrタイマー、ELB内蔵の操作盤は標準装備です。


製品名:[解砕機]

特徴

  1. 乾燥後の固形物や凝集物その他の「比較的脆い材料」の解砕処理(平均20μ程度まで)に有効です。(連続運転可)
  2. 運転中に磨耗、消耗がつきものの「解砕歯およびケーシングライナー」にすべて耐磨耗性樹脂(ポリアミド系)を採用していますので、材料への無機系不純物の混入を限りなく防止できます。
    (樹脂部品は充分に耐久性があり、一般的な交換頻度は数ヶ月~数年に1回程度です。)
  3. 小型(設置スペース≒700W×1,050L)の機器ながらMax100kg/hr程度の処理能力があります。
  4. 解砕歯などの部品の交換が簡単です。
  5. 原料ホッパー、自動供給機との組み合わせにより無人連続運転が可能です。
  6. 解砕歯の材質は樹脂以外にも各種のセラミックスでも製作できます。

標準仕様

ご検討の際は下記の事項についてご確認のうえ、見積等ご指示ください。

  • 電動機~1.5kw2P×200V/220V×3相
  • 回転数≒2,850rpm(50hz)3,100rpm(60hz)
         (インバーターによる変速も可能です。)
  • 材質~樹脂部以外は全SUS製(要部はバフ研磨仕上げ)
  • 標準寸法≒700W×1,050L×1,450H*投入口まで

※試験用、少量処理用のテーブルミニタイプ(500W×800L×1200H)もあります。

標準仕様

アルミナ、窒化珪素、炭化珪素、コンデンサー用チタバリ、硝子その他各種セラミックス系材料の解砕

※試験も可能ですのでご相談ください。


製品名:[ロールクラッシャー]

特徴

  1. ステンレス製を標準化しました。
  2. 粉砕ロール粉砕刃は、各種セラミック製(WCを含む)を標準化しました。
      (アルミナ、ジルコニア、チッ化ケイ素他)
  3. 水洗可能型も製作致します。

装置概要

ロールクラッシャー、ジョークラッシャーともかなり古くから、各業界で使用されている機器ですが、元々鉱山向けやオールドセラミックス向けとして開発された経緯もあり、近年の(高純度性が要求される様な)ファイン原料の処理には不向きな部分も多々ありました。
弊社のROLL & JAWは、特にファイン原料向けとして設計、製作されています。

装置概要

[製品名][ロール寸法][電動機]
ロールクラッシャーφ110×100L0.4KW
φ130×150L0.75KW
φ260×280L2.2  kw
φ320×350L3.7  kw
[製品名][粉砕刃寸法][電動機]
ジョークラッシャーW 50×120L 0.4KW
W 75×179L0.75KW
W120×250L1.5KW
W180×320L2.2KW

製品名:[ナイロンポット・ボール、ウレタンポット・ボール]

特徴

弊社では、高純度材料の混合粉砕用として、MCナイロン製、ポリウレタン製のポットミル及びボールを販売致しており、下記に各々の特徴を対比的に示しましたので、是非御利用下さい。

MCポット MUポット
耐磨耗性
高純度性(原料へのノンコンタミ率)  ◎
耐溶剤性 ×
作業性(軽量である)
耐久性
各種ボールへの対応(使用の可否)
乾式使用時の原料非付着性
硬度
スケールアップ時の容易性、コスト

◎非常にすぐれている  ○すぐれている  △やや劣る  ×劣る

仕様

MCポット、MUポット共通

(単位mm)

呼 称           0.7   2.5  5.0  10.0
容 量 0.7 L 2.5 L 5.0 L 10.0 L
外 径 φ130 φ180 φ240 φ300
内 径 φ90 φ130 φ190 φ230
全 長 150   230   220   285
形 状 片蓋式 片蓋式 片蓋式 両蓋式

規格

鋼球入りナイロンボール、ウレタンボール規格

※鋼球無しも製作可能です。

サイズ mm 個数 / L 個数 / kg カサ比重
φ10 1,130 690 1.63
φ15 335 160 2.09
φ20   135 70 1.93
φ25    70  37 1.94

製品名:[サンプルミル]


特徴

本機器は各種分析用(分光分析、X線分析、その他)の微粉を効率的に製造する粉砕機です。
この粉砕器の粉砕原理は粉砕容器とその中に投入された粉砕媒体を高速の水平振動機構を持つ本体に取付け、運転することにより粉砕媒体に振動エネルギー≒6Gを与えることによりその強力な粉砕力を得、容器内に一緒に投入された試料を効率的に早く粉砕します。
更に容器よりの異物混入を極力押さえる為に容器、媒体の材質をタングステンカーバイト、ジルコニア、チッ化珪素を用意いたしました。

機器仕様

電動機 100/110V×50/60Hz  900W
粉砕試料 約5cc(粉砕状況により増減いたします)
粉砕時間 20min(タイマーにより任意にセットします)
注)20min以上粉砕が必要な場合には20minを繰返します。

容器仕様

サイズ (内寸法)φ65×24Hmm
標準容量 80cc

製品名:[振動ミル]

特徴

回転式ミルに比較して10~20倍の効率アップ振動ミルは、従来の回転ミルに比較して10~20倍の効率を、発揮します。これは、振動ミルではボールの衝撃回数が、回転式の5万倍になることや、ボールの衝撃が回転式では1Gであるのに対して振動ミルでは6~14Gも得られることによります。

  • 粉砕時間が短縮できる。
  • ミクロンオーダーまでの微粉砕が容易。
  • 効率が良く、コンパクトなため、不活性ガス封入などの特殊な粉砕が可能。
  • 粉砕筒にジャケットを取付け、内部の冷却、加熱ができる。
  • 乾式・湿式いずれも使用できる。
  • 取り扱いが容易で据付面積が小さい。
  • 粉砕筒のライニング(非鉄金属材質)及び媒体の選択ができる。

型式

  • 連続式
  • バッチ式
  • ポット着脱式(テスト機)

※詳細仕様につきましては、御問合せ下さい。